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TAKEのものづくり

エントリーNo.6 鳥っぷステップ

開発リーダーEさんにインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします。
Eさん室内で有酸素運動ができるステップって運動器具、ありますよね?
それの『飽きないバージョン』みたいなものです。
グーグルマップのストリートビューと繋げて、景色を見ながら旅行気分で運動ができます。
さらにグーグルアースに繋げば、鳥になった気分で空を散歩できます。
雨の日も雪の日も、何時であろうと、飽きずに運動不足を解消できるステップです。

Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Eさん:高齢化社会にある今、高齢者の運動不足は医療や介護の面で問題視されていると思います。
でも、誰だって
【しんどいのはイヤ】
【おもんないのもイヤ】
【やっても3日坊主で終わってしまう】
そういうもんかなと思いまして。
そこで、楽しさを取り入れ、いざやるぞと思った時できない理由がなければ続けられるのではと思い、開発に至りました。
白い棒がセンサーを通過することで前進します
広報:めちゃくちゃいいアイデアです!私も妊娠中、ステップを購入して自宅で運動してました。でも、なかなか続かなくて。
グーグルマップで行きたい所にTrip♪
グーグルアースで空飛ぶ鳥♪
楽しく運動できますね!

Q.製作の過程で一番大変だったことはなんですか?
Eさん:右の動画にあるように、ステップを踏むたびに前進するためのセンサーがサイドに付いているのだけれど、そのセンサーを通過する棒が硬いとセンサーを傷付けてしまう恐れがあって、そのパーツ選びが大変でした。
センサーの取り付け位置も地道に調整しながら。
足を載せる部分はブレてバランスを崩してしまうと危ないので、そこもしっかり固定しました。

このコントローラーで左右に曲がれます
Q.お気に入りポイントはどこですか?
Eさん:いつもそうですが、会社にある加工上の余り物やジャンク部品等で製作できたことです。
ホースのコントローラーも手作り感があっていいでしょ。(笑)
落下時にけがをしないようなるべく軽量でスマートにしたいと思っていたので、その点も満足してます。

広報:大画面で見たらより一層ダイナミックでおもしろそうですよね!
普通のステップをここまで楽しそう!と思わせるEさんの発想力、それをカタチにする行動力がすごいです!
TAKEスタッフが純粋に楽しんでいる
YOUTUBEもご覧ください

エントリーNo.5 隅々汚れに狙い撃ち★シュいとるん

開発リーダーEさんにインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします。
Sさん:持ち運びができる小型掃除機に、エアー噴射ができるブロワーが付いているんです。このブロワーのおかげで、隙間や溝に入って吸い取れないゴミへ空気を噴射し、ゴミを浮かせて吸い取ることが可能です。
空気を噴射する吹出し口と、ゴミを吸い取る吸込み口が別々になっている製品はありますが、シュいとるんは空気の吹出し口とゴミの吸込み口が一体型になっています。


Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Sさん:洗車場でエアー噴射する掃除機を使用したときにとても便利で・・・
ただ洗車場にある掃除機は、
重い・大きい・音がデカいの 【トリプルO】
だったため、家庭や社内で使える規格で製作してみようと思いました。

広報:うちの車も、普通の掃除機じゃ吸い取れないお菓子の食べこぼしがあります~。
息をふっ!ってしてゴミを浮かせて吸おうとして、目に入った経験も…(笑)
空気を噴射し浮かしたゴミが吸えるなんて最高!主婦の味方ですね。


先端チップの試作段階なシュいとるん。
Q.製作の過程で一番大変だったことはなんですか?
Sさん:先端の吸い込み口は柔らかいものを取り付けたく歯医者で使用するバキュームのチップを取り付けたかったのですが、業者じゃないと購入できず…哺乳瓶の乳首など試して代替品を探したのですが、その過程が大変でしたね。

広報:色々なチップを取り付けて試していましたよね!水道ホースを斜めに切ったものを取り付けてみたり…
角や溝にあるゴミに、しっかりエアー噴射を命中させ吸い取るための重要なパーツですもんね!
試作を通しテイクスタッフの意見をもらう
Q.お気に入りポイントはどこですか?
Sさん:特殊な部品を使わずに、一般にある安価なもので仕上げたことです。
そしてどのタイプのクリーナーにも簡単に取り付けられるようにしたことですね。
各家庭のハンディクリーナーにこのブロアーが付いたホースのみ取り付けられたら便利だなと思いその工夫をしてみました。

Q.最後に…昔からものづくりは好きでした?
Sさん:昔から好きでしたよ~。
分解するのも、作るのも。祖母の目覚まし時計を分解して叱られましたね(笑)
破れたGパンを利用して手提げバッグを作るなど、裁縫も好きでした。

広報:テイク・システムズで唯一の女性エンジニアSさん。
昔から手先が器用だったんですね…!羨ましい限りです!

エントリーNo.4 でんちぃ吸うたろか

テイク・システムズ会長にインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします。
会長:廃棄前の電池に残った電力を取り出し、モバイルバッテリーを充電させる装置です。
この装置の名前は【血ぃ吸うたろか】とか【電池ヘロヘロ君】とか色々考えてんけど…好きに名付けてください(笑)
 
広報:アイディアもさすがですが、会長のネーミングセンスは会長のユニークさ満載ですね♪
このネーミングを参考に、【でんちぃ吸うたろか】
が思いつき、命名させて頂きました!笑

Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
会長:電池の廃棄には気を遣うことが多いし、なにより電力が抜けきっていないのに廃棄されるのはもったいないな~、と思ったのがきっかけです。
この電力を最大限吸い取ってほかの媒体に移すことができれば、
エコにもなり環境にも優しいなと考えました。

広報:電池に”使い切る”という発想がなかったです。
「リモコンの反応が悪いから変えよう~」というタイミングで古い電池は廃棄してましたが、
わずかに電力って残っていたんですね。
Q.製作の過程で一番大変だったことはなんですか?
会長:部品の選定といかに低コストで製作するか、という点ですね。
あとは、電池が何個あれば電力がモバイルバッテリーに変換されるのかを確認するため、繰り返し実験をしました。

Q.お気に入りポイントはどこですか?
会長:比較的シンプルな構成で製作できたことです。
一見、電池が10個並んでるから複雑そうに見えますが構成はシンプルにできてます。

Q.最後に…ものづくりは昔から好きでした?
会長:子供のころから実験部屋を作るほど好きでした。
壊れたテレビや目覚まし時計を分解したり…
分解したものを元に戻すことより、分解した部品を使って違うものと繋げてみたり、組み合わせて遊ぶことが好きでした。
YOUTUBEもご覧いただけます♪

エントリーNo.3 忍者でござる!左右へ自在!適量管理ペッとり君

開発リーダーEさんにインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします。
Eさん:移動式の非接触型トイレットペーパーホルダーです。
黒の四角い部分にセンサーが付いていて、手をかざすとトイレットペーパーが出てくるようになっています。キャスター付きで右側左側どちらにも設置可能です。
 
Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Eさん:家族とドライブ中に、コンビニのトイレに行くことを躊躇する姿から思いつきました。トイレットペーパーが三角に折られていると衛生面的に使うのが不安だという家族の声を聴き、非接触でトイレットペーパーが出てきてくれたらいいのでは?と思ったんです。

それと過去に自分が怪我をして片腕が動かなかった時、トイレットペーパーを使うのにかなり苦戦して…

広報:ご家族の声とご自身の経験がきっかけだったんですね!
私もサービスエリアや駅のトイレは使うことに少し抵抗があったりするので非接触というのはかなり安心感があります。
左:1号機       右:2号機
Q.この製品には1号機・2号機があるとのことで…その理由は?
Eさん:まずは会社にある加工上の余り物やジャンク部品等で製作できないか挑戦してみました。それが1号機です。
なかなかペーパーの送り出しがうまくいかず、進化版として2号機を製作しました。
2号機にも社内で別の用途として保管していたタイヤを使っています。その他の工夫点は、キャスターを付けたり、ペーパーの送り出しにモード選択ができるようになっています。

広報:タイヤを使用する、その着眼点がすごいです!
キャスターが付いていてどんな場所にも対応できる点も素晴らしいなと感じます。
モード選択とは、なんなのでしょうか?
Eさん:30cmモードと、任意モードがあります。
30cmモードは、長さ30cmで勝手に送り出しが止まるようになっています。
お子さんは紙が自動で出てくる楽しさからずっとセンサーに手をかざしてしまうかもしれないという意見から採用しました。
左:タイヤを使って紙を送り出す  右:苦戦したカッター部分
Q.沢山のアイディアが盛り込まれた製品ですが、製作過程で一番大変だったことはなんですか?
Eさん:ペーパーを送り出したあとのペーパーを切る部分に悩みましたね。
カッターなどの鋭いものでもうまく切れず、糸のこもダメで。やはりギザギザの刃が一番綺麗に切れるので、刃の部分は別のペーパーホルダーを分解して取り付けています。
あとはタイヤのモーター部分の力加減ですかね…
ペーパーが滑らないように、なおかつ千切れてしまわないように絶妙な加減をすることが大変でした。

Q.最後に…ものづくりは昔から好きでした?
Eさん:好きでした。プラモデルとか。あとは父親が大工だったので木を使ったボードゲームなんかを作ったりしていましたね。
YOUTUBEもご覧いただけます♪

エントリーNo.2 転写でGO!ー走ろう紙の上ー

電気担当Oさん/Yさんにインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします。
Oさん:PCから読み込んだデータをこの機械が紙に自動で転写してくれます。紙をセットして、ペンが自動で動くようになっています。
 
Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Oさん:YouTubeで似たような機械を見て作ってみたい!と興味がわいたんですよね。
Yさん:絵心がないから、上手に絵を描いてくれる機械があればな~なんて(笑)

Q.製作の過程で一番大変だったことはなんですか?
Oさん:ペンの圧力の調整ですね。圧力がかかりすぎるとペンが動かないし、かけなさすぎると描けないので…
Yさん:ペンが上下に動くよう普通のボールペンにシャフトを仕込んだのですが、その加工ですね。
広報:本当だ!ボールペンの真ん中に穴が空いてる!細かい作業ですね…

Q.最後に、この製品が発展するとどんな活躍をすると思いますか?
Oさん:プログラミングの学習用キットなんかになるといいかな~と思います。これを制御するとか組み立てるみたいな…
Yさん:今は小学校でもプログラミングの授業があったりしますもんね。塾なんかも増えてきたし…興味のある子には最高に楽しいキットになりそう。

広報:私は絵心がなく子供に書いて!と言われても下手くそで…そんな時も役立ちますね(笑)

Yさん:うんうん。機械が絵を描いているってだけで子供たちは興味津々でしょうね~!
YOUTUBEもご覧いただけます♪

エントリーNo.1 好き?酒気?アルコールチェッカー

電気担当Oさん/機構担当Sさんにインタビュー!

Q.まずはどんな製品なのか簡単にPRをお願いします
Oさん:Bluetooth通信を用いた持ち運び可能なアルコールチェッカーです。
息を吹きかけるとこの機械がアルコールチェックをし、アクリル板の下に埋め込まれているLEDライトの色でアルコールを飲んでいるか・飲んでいないかがわかります。
Sさん:アクリル板の作成にはレーザーカッターを使用しました。テイク・ラボにある機械ですね。会社で保有している機械を用いることで製作費を抑えています。
 
Q.この製品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Oさん:トラック運転手の方やタクシードライバーの方など、運転と密接に関わる企業で多くの人のアルコールチェックをシンプルかつ正確にできたらな、と思い製作してみました。

Q.製作の過程で一番大変だったことはなんですか?
Oさん:Bluetoothの通信に苦労しました。親機と子機があるのですが、情報のやりとりを通信させるのが難しい反面楽しかったですね。
Sさん:あとはアクリル板のデザインですかね~。なかなか思い浮かばなかったので、社長のお力を借りてデザインしてもらいました。
Q.お気に入りポイントはどこですか?
Sさん:ネジを使わずに組み立てられます。そのため簡単にバラすこともでき、組み立てもすぐにできる、その手軽さがお気に入りですね。持ち運びもしやすいです。
Oさん:アクリル板の下にLEDライトが埋め込まれているので、アクリル板全体が光るんですよ。数値だけが表示されるのではなく、飲んでいるか・いないかが光によって一目で分かります。そこも気に入っています。

Q.最後に…お二人はモノづくりが昔から好きでした?
Oさん:う~ん…僕は作ることより設計を考えることの方が好きでした。高校は普通科でしたが、大学で機械科へ進み、専門的なことを学ぶようになりましたね。
Sさん:僕は高校が機械科で、昔から絵を描くことは苦手でしたが図面を書くことが好きでした。当時はCADとかなかったので、手書きで図面を書くのが楽しかったですね~。大人になって、自分の好きなことを仕事にできているのは嬉しいです。ちなみに小学生の頃の夢は電車の運転手さんでした(笑)
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